俺が「競馬」という旅に出てからおよそ12年の月日が経った。
19歳の冬、有馬記念でハーツクライがディープインパクトに勝ったレースの単勝と馬連を取ったところから。
あの頃は走っている馬に夢中になり、必死で馬券を当てることだけを目指した。
そして、ひたすらレースを楽しんだ。
競馬新聞は常に傍らにあった。
この旅がこんなに長くなるとは俺自身思いも寄らなかった。
馬券の買い方すらわからなかった頃から、馬連勝負、3連単、準OPダート戦にハマり、そして買うレース数を絞って回収率重視の買い方に。
その後、自分の競馬人生の大半を負け続けた。
阪神競馬場、京都競馬場へも行き、日本中のあらゆる場所でいくつものレースで勝負した。
競馬はどんなときも俺の心の中心にあった。
競馬は本当に多くのものを授けてくれた。
喜び、悲しみ、友、そして試練を与えてくれた。
もちろん平穏で楽しいことだけだったわけではない。
それ故に、与えられたことすべてが俺にとって素晴らしい“経験”となり、“糧”となり、自分を成長させてくれた。
5日ほど前から今年の有馬記念を最後に、約12年間行っていた競馬から引退しようと決めていた。
何か特別な出来事があったからではない。その理由もひとつではない。
今言えることは、競馬という旅から卒業し“新たな自分”探しの旅に出たい。
そう思ったからだった。
元ネタ先:from Hide's Mail - “人生とは旅であり、旅とは人生である”2006.07.03
アーモンドアイのジャパンCで、競馬をやめることを決意
競馬をやめることを真剣に考えたいと思います。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月25日
今年はもう当たらないし、今の私は競馬がすべての足枷になっている気がする。
少額にしてもいいけど、結局欲の強い私には難しい。だから、完全にやめるしかない
負けた腹いせと思われても何でもいいや。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月25日
もう競馬はこりごり
競馬、とりあえず今年終わったら一旦手を引きます。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月28日
半年~1年やめてみて(やめられるかは知らん)、自分の生活の向上が見込まれない、もしくは悪化すれば復帰するかも。
基本は完全引退の予定。
寂しいけどね。#競馬 #keiba
ストレス溜まる確率のほうが多いのに、なんで競馬やり続けるのかということよ。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月29日
「毎年100万負けてるけど競馬大好き!」って、DV男に依存している女と変わらん発想。
DV男=JRA
客の金を毟り取る=DV
殴ったあとの優しい言葉=外しまくった後の大当り
そして、依存は深まる#keiba
ワイはおそらく通算でも大して負けていないと思うが、通算500万負けていたらJRAに対して憎しみの情しか沸かないと思う。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月29日
他で稼いで懐に余裕があるならまだしも、余裕がないのに負け続け、それでも「競馬最高!」とか言えるほどワイは寛容ではない。
ギャンブルに向かない性格なんだろうね。
うん、色々考えたけどやっぱり今年で競馬はおしまいにするわ。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月29日
今年の負けを年末取り返したとしても。
今年の有馬が最後。ホープフルなんてどーせ当たらんからやらん。
一応フォロー入れておくと、競馬をやっていたことに関して全く後悔はないし、むしろ得るものも多くて感謝すらしている。
— カボスチャン@はてなブログ×競馬引退予定 (@tyutohanpa_kabo) 2018年11月29日
ただ、今の競馬界のノーザン寡占状態はあまりにつまらない。
そして、若手日本人騎手のレベル低下、やる気の無さにも愕然。
藤田伸二と同じような思いがあるのかも
Twitterで、競馬やめることに関する思いを吐露しています。
別にこれは私個人の考えなので、別に競馬を敵視しているわけではございません。
やりたい人はやればいいと思います。
それで借金背負おうが、破産しようが、極端な話それでいいならいいんじゃないですか?
競馬をやめる理由
まあ単純に理由を挙げられるだけ挙げると…
・勝てない
・ノーザンファーム独占の状態が嫌
・飛びそうな人気馬が飛ばない(上手い外国人が乗るから)
・今年回収率100%を達成できなさそうだから
・株の方が明らかに儲けやすいことを知った
・競馬に費やしていた時間を他の事に充てればどうなるか知りたい
・競馬をやめたら自身にどのような変化が起こるか知りたい
・競馬友のデブニイが山奥に引っ越した
・競馬で勝ち続けるのは無理だと悟った
・競馬で負けるとストレスが溜まる
・負け続けるとさらにストレスフル
・ストレスフルになるとチャイエスに行きたくなる
・競馬負け→チャイエス→浪費のコンボ
・自分が大して上手くないことを知った。
・そもそも本質的にギャンブルが好きではない
まあ、まとめてしまうと…
自分の思い通りにならなくなったから
です。
藤田伸二が騎手やめた理由と同じようなもんです
私は思い通りにならないとストレスが溜まりやすく、時には発狂したりする。
まるでガキンチョだ。
競馬なんて、まず思い通りになることは少ない。
でも、たまに思い通りになり、馬券が当たった時の充足感は半端ではない。
ただ、この充足感を味わいたいがために、何度も無用な負けを喫するのはもう嫌なんです。
まとめ
とりあえず、競馬は今年いっぱいでひとまず終了。
上述したように、競馬をやめてみたらどのような効果が出たかについては、今後書いていきたいと思います。
やめることが生活の向上につながることもあれば、低下する可能性もある。
とりあえず、ひとまず競馬から距離を置いてみます。
あ、中継見るくらいはします。
馬券をやめるということ。