※ゴーン逮捕直後に書いた記事+追記です。
三菱自動車株大量保有中の曲がり屋の私です(売却済)。
前の記事にも書きましたが、ゴーン容疑者の逮捕で、CEOを務めるルノーの株は、8.43%下落しました。
同じく彼が会長を務めている、日産・三菱自動車両社の株価は、果たしてどうなってしまうのでしょうか。
ゴーン逮捕で日産自動車の株価は?
東京市場が開いた直後(9:20)の株価は…
1005円→950円(-5.5%)
でした。
ルノー株と比較すると比較的下落幅は少ないです。
しかし、それでも本年度の最安を更新してしまいました。
逆に、ゴーン失脚を「買い」と見ている方もおられるようですが、果たして…?
・20日終値→950.7円
・21日終値→954.1円
・22日終値→961.5円
・26日終値→978.4円
・27日終値→975.7円
(追記)
2019年になり、1Qの四半期決算の営業利益はなんと98.5%減!
株価も662円まで下がってしまいました(8月5日終値)。
ゴーン逮捕直後でもなんとか持ちこたえていましたが、業績悪化+減配発表で、今後の見通しは暗い。
さらなる減配もありそうで、今後さらなる下落もあるかもしれません。
ここまでの大企業ですので、V字回復というのも非現実的で、とても投資に適した企業とは言えません。
ゴーン逮捕で三菱自動車の株価は?
東京市場が開いた直後(9:20)の株価は…
730円→687円(-5.89%)
でした。
こちらも日産と同じくらいの下落。
ただ、こちらの方は燃費問題後、ゴーン体制になってからの期待感での買いもあった銘柄のため、日産よりは買い要素が薄そうです。
・20日終値→680円
・21日終値→673円
・22日終値→674円
・26日終値→696円
・27日終値→706円
(追記)
日産と同じく経営悪化が著しい。
1Qの四半期決算は86%減でした。
株価も447円と大変な下落(8月5日終値)。
私が損切りした680円を大きく下回ることになり、私の「ゴーン逮捕後即損切り」という対応は正解だったと言えるでしょう。
正直、600円回復は10年以上かかるのでは…?
下手すればもう元には戻らないかもしれません。
損切りの大切さを実感しました。
日産・三菱自動車、株価の今後の見通しは?
まあ、このままの下落幅で終わるとは思いません。
今はゴーン逮捕で、クーデターやらいろいろな憶測が飛び交っていますが、それも今後明らかになっていくことでしょう。
ただ、カルロス・ゴーンはなんだかんだ言っても”超”カリスマ経営者。
正直、ダメージがこんなもんで済むとは 思えないんですよね。
ストップ安にまではならないかもしれませんが、さらなる安値更新は頭に入れておいたほうが良いと考えます。
(追記)
上記の通り、日産・三菱自動車共に大ダメージを食らっております。
ただ、全てをゴーンのせいにするのはいかがなものかと。。。
日産・三菱自動車、双方のCEOの無能臭がねぇ。。。
あと、トランプが大統領である限り、貿易摩擦問題による自動車株全体の下落からは逃れられないので、当分静観が正解でしょう。

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