※2018.6.9追記
「多動ってつまりはADHDなんでしょ?」と思う人もおられると思いますが、ADHD民の誰もが誰も”多動力”を持っているとは限りません。
ADHD・発達障害を持っている人でも、その特性は多種多様なのです。
そして、ADHDは多動力が強いので、それが原因となり、先延ばしをすることもしばしば。。。
マジでうんこドリル超えてる笑。「多動力」本日発売! pic.twitter.com/4CNHR5VOeg
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年5月29日
ADHDにおける「多動」の定義
○多動性
手足をそわそわ動かしたり、着席していてもじもじしたりする。
授業中や座っているべき時に、席を離れてしまう。
きちんとしていなければならない時に、過度に走り回ったりよじ登ったりする。
遊びや余暇活動におとなしく参加することが難しい。
じっとしていない。または何かに駆り立てられるように活動する。
過度にしゃべる。
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 より引用
僕はその「多動」があまりないのですが、ADHDの「多動」の定義としてはこんな感じです。
いわゆるジャイアン型、多動優位型のADHDですね。クラスでこんな人いませんでしたか?
ホリエモンの言う「多動力」
「多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。
しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。モノは忘れるし、なくすし、不注意でケガだってする。やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。
この「多動力」。かつては、マイナスでしかなかったかもしれない。「多動力」を仕事に生かす場面は少なく、おかしな人だと思われていたはずである。しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。
まあ似たようなもんですね。
今まではこの”多動”がマイナスのイメージだったのが、「”多動”は今後武器になる!」ということを言っています。
実際、楽天の三木谷社長とか勝間和代とか、明らかな”多動優位性(ジャイアン型)ADHD”だしね(勝間和代は不注意も強いみたいだけど)。
おそらく『多動力』を買ったADHD民は多いのではないか
冒頭でも言いましたが、ADHDでも症状は人それぞれです。「多動」がもちろん強い人もいれば、僕のように「不注意」が強い人もいます。
この『多動力』、僕も買いました。しかし、次々と興味が移り変わるからか知りませんが、読むのを先延ばしにしまくっています。
この「先延ばし力」、「多動力」みたいにビジネスで有効活用できないもんかなぁ…。できねえか。無駄な能力だもんね。
この、ホリエモン「多動力」に関しての要約や感想は、他の方に任せまーす。
(追記)読むのを先延ばしにしたADHD男の「多動力」感想
まあ流石にもう読みましたんでね…(2018.6.9現在)
仕事はスマホで済ます
とりあえず、「仕事は全部スマホで済ます」っていうのは一番印象に残っている。
「スマホ=仕事には向かない」という図式が勝手に刷り込まれているので、その先入観を取っ払えたのは良かったかも。
「仕事=PCでやる」というのは、確かにもう前時代的なものになりつつあるかもだしね。
フリック入力がキーボード並に速ければ(どんだけだよ…)、それで完結させられることが多いっていうのは事実だしね。
飽きることは悪いことじゃない
あと、「飽きること=ネガティブではない」ということね。
僕も飽きっぽい方なので、それをネガティブに捉えることもありました。
しかし、
「飽きることは慣れて余裕が出てきたということだから、辞めて違うことをやればいい。100点にするより、80点のことを増やす方が強い」
このホリエモンの主張には救われた気がしますね。
「あ、飽きることって悪いことじゃないんだ」って。
何かを始めては続かずやめて、何もかもが中途半端になってしまう男。
それをネガティブに捉えなくても良くなったことは、この本を読んでから変わった大きかったと思います。
(追記2)「多動力」漫画版も発売!これなら先延ばしせず読める!
ビジネス書を漫画化するのがブームとなっている出版業界。
この「多動力」も、1年経たないうちに漫画化されました。
ホリエモン自身も、「難しい本を無理に読まないで、”まんがでわかるシリーズ”読めばいいじゃん」とか言っている人なので、上々の売上を誇ったこの本の漫画化に対し、簡単にGOサインが出たのでしょう。
まぁ、今読むならこの漫画版・多動力を読むのも良いかもしれませんねー。

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)
- 作者: 堀江貴文,星井博文,三輪亮介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2018/03/01
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