新・中途半端男の逆襲

ADHD診断済、内向型、視覚優位者、ドケチ、X JAPAN信者。中途半端で生きづらさを感じているカボスチャンによる雑多なブログ

登山家・栗城史多、エベレストで遭難死の原因。無謀だった南西壁ルート!

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登山家・栗城史多氏がエベレスト下山中に遭難。

低体温症で亡くなったというニュースが飛び込んできました。

※滑落事故ということだそうです。

 

この方の事は、「エベレストでスマホいじるため穴開き手袋をしていたせいで指9本凍傷で失った人」というくらいの認識しかありませんでした。

 

今回はエベレスト8度目の挑戦ということで、これが最期の挑戦になってしまいました。

一体、彼を遭難死に陥らせた原因は何だったのでしょうか。

 

登山家・栗城史多ってどんな人?

 世界7大陸最高峰の無酸素単独登頂をめざして活動し、注目され始めたのは、2009年ごろ。6大陸の最高峰に登り、残るエベレストに挑戦を始めたころだ。このころから、彼を取り上げたテレビ番組が数多く放送され、著書はベストセラーになり、現役の登山家としては圧倒的な知名度を獲得していった。一方で、その登山の内容や発言には疑わしいものが目立つとして、激しいバッシングも受けていた

 “賛否両論の登山家”栗城史多さんとは何者だったのか | 文春オンライン

 

つまり、ネットでは有名な「炎上」登山家という位置づけの方。

 

「”単独登頂”とか言っておきながらシェルパ使ってんじゃねえか!」とか、「実力的に無謀なのに挑戦するとかアホか!」とか、ツッコミどころが多く、アンチが制作したまとめサイトなどがあったりと、逆にその”炎上”によってスポンサーを獲得したりしていた、自己顕示欲の強い登山家でした。

 

 

栗城史多氏を襲った悲劇

ネパールの山岳協会によりますと、栗城史多さん(35)はエベレストの標高7400メートルのキャンプ付近で倒れているのが21日朝になって見つかり、その後、死亡が確認されたということです。

また、ネパールの日本大使館にも山岳関係者から、栗城さんがエベレストの登山中、キャンプで死亡したという連絡が21日朝にあったということで、遺体が首都カトマンズに搬送され次第、大使館員が確認することにしています。

栗城さんの公式ブログには、21日午前の段階で「体調が悪く、7400メートル地点から下山することになりました」という報告が記されていて、その後、「下山を始めた栗城が無線連絡に全く反応しなくなり、撮影隊が栗城のルートを登って捜索し、先ほど低体温で息絶えた栗城を発見いたしました」という、栗城さんの事務所のコメントが掲載されました

 登山家の栗城史多さん エベレスト下山中に死亡 | NHKニュース


「7400m地点で下山」という情報が流れてきた時、彼のアンチは「またwwww」「下山家wwwwww」などというコメントをしていました。

しかし、亡くなった情報が入ると、「まじか…」「これで終わりとは悲しい…」などと、いつになくしんみりしてしまったそう。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

栗城史多氏が遭難してしまった原因

そもそも指が9本無い

gendai.ismedia.jp

 

このように、エベレスト登頂中に凍傷で指を9本失うこととなります。

指がなければ、ピッケル等も持ちにくく、今までと同じような登山ができなくなってしまうことは明白でしょう。

 

ネットでの生中継→集中力の欠如・疲労の増大に繋がった

fashion-j.com

 

「冒険の共有」として、彼は登山中にインターネット生中継をし、それが賛否両論の対象にもなっていました。

 

今回のエベレストも「AbemaTV」にて中継。

しかし、ただでさえ荷物は必要最小限にしなければならないにもかかわらず、インターネット中継の機材まで運ぶというのは、やはり無謀なことだったのでしょう。

 

加えて、一瞬の気の緩みが死に繋がる状況下、インターネット中継にまで頭を回していれば、集中力も散漫疲弊も倍になってしまう。

 

今回の遭難死も、その登頂+ネット中継というマルチタスクによる疲弊の増大も大きかったのではないでしょうか。

 

ただ彼にとって、「冒険の共有」は登頂成功する以上の比重があったのかもしれません。

それならば、彼のやっていたことに関して、誰も文句をつけることはできません。

 

最難関ルートである南西壁ルートを選択

南西壁を無酸素・単独というのは、僕のなかでは“ありえない”。私も彼に『それはむちゃだ』と進言したことは何度もあります」と話す。

荷揚げをしなかった可能性 栗城史多さんの訃報めぐり野口健氏が分析 - ライブドアニュース

 

これが一番の原因なのでしょう。

 

「神々の山嶺」でも主人公の深町が、

 

「エベレスト南西壁に比べたら、南東稜のノーマルルートなんてハイキングのようなもの」

 

と言っています。

 

ところが、栗城氏は今まで南東稜のノーマルルートでさえ登頂できず。

それにもかかわらず、今回は南西壁単独無酸素に挑戦。

 

これに関しては、完全なる自殺行為としか言いようがありません。

羽生丈二が現実にいたら殴られているでしょう。

 

「南東稜は成功したから次は南西壁だ!」

 

という形にはならなかったのでしょうか。

 

www.byosoku100.com

 

上記の記事にも書いているように、栗城氏は登山家としては”凡人”だったのでしょう。

でも、「常に登山界で話題の中心でなくてはならない!」といった焦りもあり、今回の無謀な挑戦に至ったのではないでしょうか。

 

チャレンジは大事だ。

しかし、無謀すぎるチャレンジは、命を落とすことすらある。

 

皮肉なことに、それを身を持って伝えてしまったのです。

 

登山家は死んだらゴミ?

神々の山嶺にて、天才登山家の羽生丈二という男が、

 

「山屋は山に登るから山屋なんだ。死んだらゴミだ。」

 

という衝撃的な言葉を吐いています。

 

f:id:tyutohanpamansion:20180523053006j:plain

 

栗城氏は、元気に生きていたからこそ、チャレンジする勇気などを伝えることができたのです。

しかし、本人の死でその全ての言葉がほぼ無になってしまった。

 

ある意味ではゴミになってしまったのかもしれません。

 

しかし、それは登山家や栗城氏だけではありません。

 

全ての人間は、死んだらゴミになってしまうのです。

 

羽生丈二の言葉を借りれば、「全ての人間は、生きているから”人間”である」とも言えます。

 

だから、ゴミにならない為に、我々は生きていく必要があるのではないでしょうか。

 

(追記)死因は「滑落による全身強打」だった模様

小林氏は「栗城の遺体を発見したという第一報の時に、日本と撮影隊との緊急連絡で行き違いがあり『低体温で息絶えた』とお伝えしておりましたが、実際には栗城は標高7400メートルのキャンプ3から下山中に滑落し、頭や全身を強く打ったことが原因で、帰らぬ人となりました。混乱の中とはいえ、誤った情報をお伝えしてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と報告。

 「20日にエベレストの南西壁を標高7400メートルのキャンプ3まで登った栗城は、テントを張れる場所を探して標高を少し下げてテント場を確保、しばらく経ってから体調不良のために下山しますと無線で撮影隊に伝え、下山を開始。その後、無線連絡が途絶えてしまい、時間が経っても下りてこないことから撮影隊が捜索のため上部に上がったところ、標高6600メートル付近で息絶えた栗城を発見いたしました。遺体の状態から推測して、恐らく100―200メートルほど滑落したものと思われます」と詳細を明かした。

 登山家・栗城史多さん死因は「下山中に滑落 頭や全身を強打」後日お別れの会を予定― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 

どちらにせよ、上述した原因が大きかったと思われます。

人から笑われてもチャレンジする姿勢は素晴らしかったかもしれませんが、人が笑えない結果になってしまっては本末転倒です。

 

ただ、僕らは栗城氏のことを何もわかっちゃいない外野。

もしかしたら、無謀な挑戦を続けた彼にしか分からない理由があったのかもしれません。

 

もう知る由もありませんが。。。

 

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